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『ダーカー』第12話のラスト近く。 ニックが今まさに銃弾を放った時、黒(ヘイ)を守るように現れた白(パイ)。 彼女はおそらく、本当は…黒とニックが和解することを願っていたのでは…と思うのです。 物陰に隠れてニックの様子を窺う黒。 その視界に突如パイが出現して、黒が引き寄せられるように近付いていくシーン。 パイには、“今ここで自分が兄の前に現れれば、きっと兄は自分に話しかけようとする。そして、ニックと黒はもう一度向き合うチャンスが生まれる”と分かっていたのですよね。 だからこそ、まだ微弱な【流星の欠片】の力を使って黒の前に姿を見せたのでは…。 これをきっかけにして、ニックは黒に銃口を突き付けたまま「黒の心を信じていた」ことを打ち明け、黒は哀しげな表情でじっと聞く場面へと繋がっていくのでした。 けれど、パイには… ニックが最後に引き金を引くことも分かっていたのでしょうね。 なぜなら、彼女もニックと同じ「契約者」だから。 ニックがどんな行動を取るのかが、自分のことのように感じ取れたのだと思います。 自らの目的のために、迷いながらも最後には合理的な手段を選ぼうとしてしまう。 同様にして、自分もかつて南米大陸で数多くの人の命を手に掛けてきた…。 《 兄である黒を守りたい。 でも、黒はニックに対して手を下すことはできない。 彼を信じている兄のためにも、目の前でニックに無惨な最期を遂げてほしくはない。》 それらの想いが絡み合って、パイはあのように『ニックの長年の夢を叶えつつ、身体を消滅させる』という方法を取ったのかも…と考えています。 全てが終わった後、【流星の欠片】を握りしめて俯く黒が…切ない……。 初めて心を許した友・ニックを喪った黒。 けれど黒は、自分を守ろうとしたパイの思いも痛いほど分かっている。 だから、誰も責めることができない。 ううう…… 辛かったんだね 黒…… ![]() ![]() DARKER THAN BLACK-黒の契約者- 7
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